様々な家族模様を描いた漫画選

 
よしながふみ「愛すべき娘たち」

ほしよりこ「逢沢りく」

羽海野チカ「三月のライオン」

ヤマザキマリ「ルミとマヤとその周辺」「涼子さんの言うことには」
 
小さい頃、親は完璧な存在だと思っていて、欠陥のある一人の人間であるということに気付かなかった。
それはつまり欠陥を認めないということで、親だけでなく周囲の人間に対しても
かなり狭量な価値観を持って接することとなった。
大人になってからその考えは様々なトラブルの元となり、体当たりで少しずつ
そうではないんだと改めていった気がする。

 

これらの漫画は不完全な人間たちが構成する家族をテーマにした漫画で、どれも大好きな作品だ。
真実が描かれていると共に、あたたかくやわらかい光が余白を包んでいるように思う。